死にたい、死にたい、死にたい、死にたい、死にたい… シグナルは赤に変わる 「おい!ちょっとお前なに考えてんだ」 死にたい… 赤信号を渡ろうとする私を彼は引き留めた 「信号機見ろよ、赤だろ。危ないじゃんか。…お前、同じクラスの確か植村?」 朦朧とした目に眩しく映ったのは同じ学生服を着た男子だった