「あれ?………ない」 講堂から出る際に体育館用の上履きから普通のシューズに履き替える、そのシューズがないのだ 「どうしたの植村さん?」 数人の女子が集まってわたしの周りを囲む 「あの、シューズが見当たらなくて」 「………ふーん、シューズくらいなくてもいいっしょ」 「そうよね、最愛の桑原くんがいるんだから」 「靴下履いてるんだから裸足でもいいんじゃない?」 そう言って頭の上から画ビョウが降ってくる 頭の上にケラケラ笑いがこぼれ落ちると彼女たちはその場を去って行った