思いの外、太田はかなりゆっくり歩いた しかしわたしは何も注意しなかった 注意して何か言われ返されるのが恐かったのだ 言いたいことも言えず、そんなわけだから会話も弾むわけもなく ただ足取りはゆっくりと進んだ