そして、彼は彼らを振り回す。

ソレは、あたしの肩に手を置いた。


「雅楽川 楓さん、少しの間眠っていて下さい」


身の危険を感じ、抗おうとするあたしの首にソレは何かを注射した。


意識が途切れる前に浮かんだのはツムギの優しい笑顔だった。