オレンジ色の約束



走り終えた2人は、照れくさそうにハイタッチをしていた。


その様子にクスリと笑う私。


かわいい・・・。


なんだか初々しいな。


私も人のことを言えないけど。



そして次はハルの番だ。


『よーい。ドン!』


ハルが走り、紙を引く。


するとハルは、清水くんとは違い、迷わずこっちに向かってきた。


ハルも私たちの中の誰か?


すごい奇跡だね。


そう思っていると。


「夏美!」


大好きな彼が、私の名前を呼んだ。


私?


うそ!


私はドキドキしながらハルのところに向かった。


「夏美、行くぞ!」


そして、私の左手とハルの右手を繋ぐ。


・・・左手が熱い。


どうしよう。ハルと手を繋いでる。


浅倉くんのときとはまた違うドキドキがある。