昔はこんなに事故は起きなかったのに…
どうして今頃…
私は昔を思い出していた。

昔私は紫雨と連と幼なじみだった…
別に嫌いじゃなかったけど女の子の友達が欲しかった

そんなある日のこと…隣に誰かが引っ越してきた
何故分かったかというとお隣の人が宜しくお願いしますという意味でお土産を持ってきたからなのだった

｢隣に引っ越してきた小野です。これからもどうぞよろしくお願い致します。ほら菫挨拶して｣と言うと影から1人女の子が出てきた

菫に会ったのはこれが初めてだった。
｢宜しくお願いします。私は菫です｣と怯えながら言った。でも私は嬉しかった。
私は初めて女の子と友達になれると思って。
｢私は十六夜苺花だよ！これからもずっと宜しくね!菫ちゃん｣と言った
その日私は仲良くなろうと思ってお泊まり会をした
当然紫雨と連も呼んだ。
自己紹介が終わるとワイワイ喋った。
菫は心から笑ってた
最初は表情が固かったけどこの私達の前だけでは心から笑ってた…と思ってた

私達はこんなに近くにいたのに気づいてあげられなかった

この時初めて後悔と言うものを知った