ドンッ!
跳ねられた菫は頭を強く打った
慌てて私が駆け寄る

連は紫雨に何で助けなかったと言っている
何で自分の彼女が倒れてんのにこっちに来ないの?

紫雨より菫でしょ?

私は怒りの余りこう言ってしまった
「…よ…。誰も近付かないでよ!」と。
何でみたいな顔してる連…こっちに顔すら向けない紫雨と…
菫を守れるのは私だけと分かった。
「私がいいって言うまで私と紫乃花に会いに来ないで!」

「顔も…みたくない。」

私がこの関係を潰したようなもんだった