「おい、聞いてんのかよ!!!」
みあが怒鳴る。
「ねぇ。陸哉と私が別れたのってあんたのせいだったんだね。」
「最低!!! 陸哉を返して!!! どんな手を使ったのよ!!!
弱みでも握ったわけ!!!ねえ!!!なんとか言いなさいよ!!!」
真理は狂ったように泣きながら怒鳴る。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」
私は涙をこらえながら謝る。
──バンッ
勢いよくドアが開いた。
「おい!!!なにやってんだよ!!!」
陸哉が焦ったように私の前に立った。
「陸哉…。もういいよ。私が悪かったの。
真理のと付き合ってたのを知っていたのに。
ずっと片思いをしていたから。」
ごめんね、真理。
私が全部悪いんだ。
