今日は退院の日。

だけど、陽菜人は来なかった。

そして、家に着いて
一言だけ言うと俺達の部屋じゃなく
普段は客室にしてる
そこに入って行った。

『陽菜人?』

客室の前で呼んでみるけど
返事は返って来なかった。

『母さん、陽菜人に
嫌われちゃったのかな……』

「きっと、陽菜人は
皇多を怖がらせたくないのよ」

そういうことか。

『俺が病室で言ったこと覚えてる?』

本当は陽菜人に
抱かれたいと言ったことを。

「勿論よ。
皇多の思うようにしなさい」

母さんならこう言うと思った。

『だけど、身体が震えてしまったら
陽菜人を傷付けちゃう……』

俺はそれが怖い。

「皇多、大丈夫よ❢❢ 身体もね」

母さんが母さんでよかった。

『陽菜人の所に行ってくる』

服を着替え、陽菜人がいる
客室のドアを開けた。

そして、ベッドに近付いて
自分からキスをした。

久しぶりの陽菜人の温もり。

『皇多!?
今すぐ離れろ❢❢』

その言葉を無視して
陽菜人の下を脱がし始める。

そして、陽菜人のソレを咥えた。

『煽るな❢❢』

とりあえず、離して
一言だけ告げた。

『ほしい』

俺も下を脱いで跨がった。

元々、着替えだ時に
Tシャツ一枚だったわけだけど。

慣らしもしないまま腰を下ろす。

んっ……きついけど
挿らないわけじゃない。

『バカ皇多』

陽菜人もきついよね……

『責任とれよ』

そんなことを言って
一気に挿れられた。

『あぁっ❢❢』

気持ちいい♡♡

今度はTシャツの中に手を入れて
膨らみのない胸を撫で回された。

『はぅっ……陽菜人……』

俺は胸が弱い。

陽菜人の手のひらで
胸の中心を撫で回されると
異様に感じてしまう。

『皇多、中に出すぞ』

感じ過ぎてる俺の
耳元で囁かれた。

宣言されて直ぐに
身体の奧に熱いものを感じた。

この後、夜まで
離してもらえなかたった(笑)

そして、いつの間にか眠ってしまった。