消しゴム位の。

彼女は裸足だった。
公園に裸足で来る奴何ていないだろうし、
少し気になる。

彼女の体型もだ。
長袖のカーディガンから
浮き出る骨格はとても細く、
触れただけで崩れてしまいそうだった。

彼女の体重も。
彼女の身長は決して小さくはない。
むしろ、女子の平均身長より高いと思う。
だが、彼女を抱き上げた時異常な位軽かった。
女子は体重を気にすると聞くが、
それにしても軽すぎた。

そして一番気になるのが、
「…だめっ救急車は…呼ばないで」
この一言だ。
どういう事だったのだろうか。

彼女の様子はやはり少し変だ。
嫌な胸騒ぎがする。

不信感が体を駆け巡り冷や汗が出てくる。
急いでスポドリを買い、
彼女を休ませている木陰に向かう。

「…っ、おい!」

俺の嫌な予感は的中していた。
さっきまで木陰に座っていた彼女は、
再び横に倒れていた。