「…うん。」

スバルはわたしに依存する。

わたしもスバルに依存する。

きっとどちらかがこの世からいなくなれば生きてはいられないのではないかとそんなことさえ最近は考えてしまう。

とても悲しいことだ、と思う。

恋は盲目。

わたしたちは多くのことを見逃してきたのだろう。

きっとこれからも。

それでも依存はやめられない。

今日もわたしたちは依存しながら生きていく。


                〜Fin〜