これは、俺が夏休みの時の話だ。
母が夏休み前に「別荘に来い!」と電話してきた。
別荘は、ヨーロッパの森林がある場所にある。
俺は、日本空港からヨーロッパの空港まで行った。
ヨーロッパの空港に着き外にでると叔父がいた。
別荘まで叔父の車で向かった。
叔父:「朔矢!久し振りだな~!」
朔:「うん。かーさん、元気?」
叔父:「千秋は、いつも仕事だよ!」
朔:「そっか-。」
叔父:「でも、最近新入りが家に来たしな~!」
朔:「え!新入り?」
叔父:「まぁ頑張って手なずけるんだな!」
二人は別荘に向かった。
朔矢は、別荘に着くと…。
家の中から声がした。
叔母の声と勢いよく走って来る音だった。
叔母:「葵!どこ行くの!?」
すると、ベランダから髪の短い子が降ってきた。
朔矢は、髪の短い子を見下ろした。
すると…。
母、千秋と祖母が出て来た。
千:「さーく!その子供、捕まえろ!?」
朔:「は!?え!」
千:「逃がしたら飯抜きな!」
逃げようとした子を朔矢は捕まえた。
朔:「飯は、大事!」
すると…。
「はなせ!」
朔:「何だ、日本人か?」
朔矢は、握手をしようとした。
すると、朔矢の手を勢いよく叩いた。
朔:「いった-!?何すんだよ!」
葵:「俺に触るな!」
そして、葵はどこかに行ってしまった。
家の中に入り、母の千秋と話をした。
朔:「俺の貴重な夏休みを無駄にしてまで呼び出した理由って何?」
千秋は、たばこをすっていた。
朔:「なぁ⁉きーてんのか!かーさん!」
千:「かーさん?今、何って言った~⁉」
朔:「あっ!ヤッバ!千秋だった。」
千:「何でって。まぁ、色々あってな!」
朔:「俺は、その色々を聞きたいの‼」
すると、叔母が話かけてきた。
叔母:「そーいえば、そっちの恵さん、再婚したんだって?」
朔:「うん!二人共すっごく仲良いんだ!」
千:「ふ~ん。」
朔:「で!俺、二人の弟が出来たんだ~!」
叔:「あら~!良かったじゃない?」
千:「それは、良かった!」
叔父:「じゃあ、一人くらい増えても大丈夫だな!」
朔:「はっ!えっ!」
千:「喜べ!お前に新しい妹が出来た!」
朔:「えっ?!」
千:「名前は、葵! 歳は、9歳だ!
これからよろしくな!」
そして、この二人は、家族になった。