君と会う運命だった。




「まじかよ。じゃあさ、5股してるってまじ?」
「ってか彼女持ちの男奪ったんだって?見た目と違ってなかなかやるねぇ」
「うわ、こっわ!」

「ち、ちが…」

「それより、病気をもらったんだって?入院中!うつされちゃった?」
「うそだろ?!うつすなよっ!」
「病気?!近づくなよっ!きもい!!」

そっちが寄ってきたのに…。でも、そんなことより…

「病気の子とかまじかわいそー」
「さっき本部の前の席に座ってた人達、君の友達なんだって?もしかしてその子等病気?」
「はぁ!?病気のやつ来させんなよっ!!」




「…るさい」



「はい?」
「なんて言ったの?」


「うるさいって言ってんの!!!病気の子だからって同じ人間だしっ!私のことなに言われたってもう傷ついたりしない!けど…精羅達のこと悪く言ったら…許さないっ!!」