君と会う運命だった。


って運生と楽しく笑ってる場合じゃなかって…

「じゃあ…」

「めい、学校楽しそうでよかったな」

「ーっ」

私は今胸がすごく熱くなった。

「……運生お母さんみたいっ!」

「はあ?!」

「えへへ〜。…運生…ありがとね」

「ー?…あぁ。」

それから運生とは別れて加瀬君を探しに行った。…のだけれど…

「君可愛いね」
「何組の子?」
「名前なにちゃん?」

チャラそうな男達に囲まれてしまった。

「えっと…」

「あれ?君、もしかして如月めいちゃん?」

「え?」

「やっぱそうでしょ?!」
「誰?」
「ほらあのいじめられてた子!」

うそ…同じクラスじゃなくてもいじめられていたことを知ってるの…?