「そろそろ戻ろう…」

運生が風邪をひいたりなんかしたら大事だ!

「…そうだな」

そんな私の気持ちを読み取ったのか運生は素直に病室に戻る。

「あ!星、めいちゃん!」

「おかえり〜。星、めいになんかしてないだろうね?」

「してねぇーよ!」

「ならいいけど〜。」

前の苦しい気持ちはなくなり、この3人ともっといっぱいいたいって気持ちが強くなる。

「あのね、わがままだってわかってるんだけど…私…ずっとこの4人で生きたいの!」

「めいちゃん!そんなのがわがままだって言うなら、私はもっとわがままだよ!だって、この4人で幸せになりたいって思うもん!」

「僕だって!この4人で泣いたり笑ったりしたいっておもうし!」

「俺も…」