「あら。めいちゃん!久しぶりねぇ」

「夏子さん!お久しぶりです!」

「めいちゃん、前とちがって生き生きしてるわね」

「はい!」

「うん。元気があってよろしい。じゃあ静かに行くのよ〜」

私は夏子さんと別れ、元私がいた部屋、707号室に向かう。運生達とあうのはこの前のいじめの決着がついた日に会いに行って以来だ。

「やっほ!」

「あ、めいちゃん!」

あれ?精羅と拓哉しかいない。

「…運生はちょうど今検診行ったよ」

なぁんだ。会いたかったなぁ…

「そこまで落ち込むなよ」

「なっ!落ち込んでないし!!」

「あはは!めいちゃんわっかりやすい」

「もぉ〜」

あぁ。楽しい…。