「まぁ、如月が坂原を脅したって聞いたときすんげぇショックだった。…けど、自分の好きな人を信じれなかった…ごめん。俺もいじめてた奴らと同じだ」
「仲原君…」
「それで、木之原は仲原君が如月さんのことを好きだったことを知って…如月さんのことをいじめてた。坂原さんは、おどされたって言わないと如月さんを殺すって言われたんでょ?」
「…うん。…ごめん。めーちゃん。こんなことがあったからって許して欲しいなんて言わない。ただ…」
「…知ってたよ。私…」
「「え?」」
「さすがに裏でそんなことがあったのは知らなかったけど…さくらが私に脅されたって言ったこと…。さくらがそんなの言うわけないじゃん。」
「めーちゃん…めーちゃんが骨折したって聞いたとき、木之原が何かしたのかと思って…怖かった。」
「…うん。ありがとう」