教室の前。
「…大丈夫…運生に、魔法をかけてもらったから…」
運生のネックレスを首にかけて教室に入る。
「…あれ、如月さん…」
「え…何日ぶり?」
「…如月さん…来たんだ…」
こそこそと話す声。前はそんな声がすごく怖くて仕方なかった。けど今は、言いたいことがあるならまっすぐいえばいいのに。って思う。
「…え?」
机にたどりついたけど、私はすごく驚いた。
なにも書かれていない。てっきりたくさん落書きとかされてて、ゴミとか入ってるのかと思った。
「…如月さん」
「…え」
隣の子に話しかけられた。いじめられてからはじゃべることなんてなく、目を合わすことすらしなかった。
「今までごめんね…」
「え…」
私教室に入って、え。しかいってかいかも。
「あ、ううん。」
な、なんだろう。こと違和感…。
ーガラガラー
「あっれ。見慣れない顔がいると思ったら如月さんじゃん!」


