私は思い切って学校に行こうと思ったから思い切って学校に来てみた。…んだけど…やっぱり無理であの河原に来てた。
「はぁ〜そう簡単には行かないよね」
ーガサガサー
「え?」
音がした方を見たらさくらがいた。
「…め…。」
…今…めーちゃんって言おうとしたよね?さくらは昔から私のことをめーちゃんって呼んでいた。
「あ、さくら!」
さくらが走りだしたので私はさくらの腕を掴んだ。
「あ、あのね。私…さくらに言いたいことあって…」
「…」
「私ね。さくらに裏切られてからずっとさくらを恨んでた。」
そういうとさくらは肩をビクッとさせた。
「…でもね、それ以上に…さくらとしゃべれないことの方が辛かった…」
そうだよ。精羅たちにあって初めて気づいた。さくらとはくだらないことでもずっっと話をした。笑って泣いて…楽しかった。
「さくらはずっと私のことが嫌いだったのかもしれない。でもね…私はずっとさくらが好きだったし、今でも大好き!」
「…」
「それだけは…伝えたくて…。あ、ごめんね。引き止めちゃって」
私はそれだけいって去ろうとした。
「…私は…めーちゃんのこと嫌いだなんて思ったことないよ…」
え…?ボソッと言った言葉はそう聞こえた。
さくらは走って行ってしまった。