君と会う運命だった。


「ん…」

あ、いつの間にか寝てたんだ…。ていうか今何時だろ…?

「6時半…か…」

もう一度寝ようと思ったけど眠れなかったので散歩することにした。

私は私服に着替えて外にでた。そして、病院から離れた河原にきた。けど…

「あっれぇ〜如月さんじゃん」

え…木之原さんと瑞樹さんと裏野さん。それと、さくら…。

「ぶはっ。骨折?」
「ええ〜如月さん。大丈夫ぅ?」
「最近学校にも来てないしみんな心配してるよ?」

「…」

「あ、そっか!今入院中だったね」
「病院はどぉ?如月さん病気うつってない?」
「うわー。移さないでよぉ〜」
「病気の子とかと一緒なんて悲惨〜」

「悲惨なんかじゃない…」

「は?なんか言った?」

「あんた達なんかよりいい人たちだよ!
病気の子って言って片付けないでっ!」

「ぷっ!病気の子を、病気の子って呼んでなにか悪いの?かわいそぉ病気の子の友達しか出来ないで」

「かわいそうなんかじゃない!あんた達みたいな表だけの友達なんかより、精羅たちみたいな心から楽しいって思える友達の方がよっぽといいっ!」