「ほら、精羅に言ってこいよ」
「拓哉の気持ちそのまま伝えてあげて」
「運生…めい…ありがとう。いってくる!」
残された私と運生はお互いの顔を見て笑いあった。
「よかったね」
「あぁ。」
「めーーーちゃぁん!!」
「あ、さくらだ!」
「いってこい」
「うん!頑張るねっ」
「おう!」
私はさくらのもとへ走った。
「めーちゃん、どうしよ…」
「え?」
「加瀬いないよぉ!…次、2年大縄なのに!」
「うそ…」
あ、さっき探しに行ったはずなのに天君や拓哉達と会ったからわすれてた…
「さ、探して…」
「今来た」
「加瀬〜遅いっ!!」
「ちゃんと来たんだからいいだろ」
「そういう問題じゃないっ!」
「間に合ったからいい」
「もうっ!」
加瀬君とさくらの会話はなんか可愛い。