それから私は現実を受け止められるずにここにいるの

あなたが帰ってくると思って…

「しなみ?」その声で私は堪えてたものが溢れ出した

「詩音!」私は抱きついた けど

触れなかった そこにはあなたの姿だけ居たのだ

「聞いてくれ 俺はもうお前と居られないんだ だから俺が消えても…お前は生きるんだ」

「いやよ!いやいやいやいや!!!」

そう言うと優しく包まれた感じになった

触れない体で抱きしめられてたのだ

「詩音…私あなたに出会えてほんとに良かったの だからね これからも一緒にいたいの 」

「気持ちはわかるけど俺は長くは居てはいけないんだ 長く居ると悪霊になるらしい だからもう行くんだ サヨナラ」

そういうと詩音はすぅーて消えた