翌日、私は駅のホームで待っていた。
「聖奈、お待たせ。」
「あ、黒瀬。」
直ぐに黒瀬がきて、電車に乗った。
「今日は色々と行くとこあるから、楽しみにしててな?」
電車から降りて最初に向かったのは遊園地だった。
「ここ、前から来たかった遊園地!!」
「ほら、いこ?」
ぎゅっと手を繋いでくれた。
「お、これ面白そうじゃん?」
「た、高いね、ははっ...」
見上げると相当高そうなジェットコースター。
これ、のれるかな...
「乗ってみよう..?」
黒瀬が乗りたそうだから声をかけた。
「きゃぁぁぁっぁ~」
乗らなければ良かったと後悔した。
こんなに恐怖な乗り物だとは思わなかった。