「また明日な。」
「うん、また明日ね!」
いつも通り家まで送ってもらって、
部屋にむかった。
「この手紙、誰からなのかな?」
鞄から手紙を取り出して、差出人を
探した。
けど、どこにも書いてないし
中身は"明日の昼休みに屋上に来てください。"
それだけだった。
「私に用事?明日屋上に行けば、
誰からなのかなわかるよね。」
あんまり気にしてちゃだめだよね。
「よーし!ごはん食べよう!」
今日はハンバーグだぁー。
「うん。あ、お風呂入るから切るよ?
うん。おやすみ。また明日ね。」
ごはんを食べ終えてお風呂が沸くまで
志乃ちゃんと電話をしていた。
「ふぅ〜。気持ちいい〜」
お風呂は疲れが取れるし気持ちいいから
大好き。
「もう少しで私の誕生日だ。今年もプレゼントもらえないのかなぁ...」
毎年、誕生日にお祝いされたことは無い。
今年は誰かといたいな。黒瀬、暇かな..?
「明日、聞いてみよう。」
ちょっとのぼせてきそうだから
もう出よう。
明日、頑張ろう。

