「君は...藍原だったか....
しかしだなぁ...」
「先生もバスケなら聞いたことは
あるばずです。
護の佐野と攻めの黒瀬。二人は
中学の時、そう呼ばれていました。」
先生の言葉を遮るように私は言葉を
発した。
「なるほどな....二人があの.....
よし、分かった。」
これって、二人がバスケをやっても
いいって事だよね....
私は二人の顔を見上げた。
「黒瀬、叶斗..よかったね!」
二人とも頬が緩んでるよ...
喜びに浸っていると先生が
話し始めた。
「二人をバスケ部に歓迎する。
ただ、佐野は右腕がつかえないからな..
俺の知り合いに医者がいる。
そこで、リハビリを受けるといい。」
「ありがとうございます!」
これで、やっと一歩を踏み出せたね。
夢を実現させるための、
高みへの第一歩を....!!