こっち向いて笑って。





「眠れねーな。」


「明日かー。」



今日は近くの旅館に泊まることになった


「叶斗、明日も頼むぜ〜」


「全国、連れてってやるから。」



口でそう言ったけど正直不安だった。


これで負けたりしたら、皆の期待を裏切ってしまう。
それだけ、全国への思いが強かった。











ピピーッ


「頑張れよー!!」





当日。

決勝戦が始まった。


「佐野!今だ!」





その合図とともに、シュートした。






やったか....!?


「 洸っ...」


そのシュートは洸に邪魔された。


そのあとは洸がどんどんシュートを決めて行って、点差は開いていくばかりだった。








「っ....くそっ!」


「気を落とすなって、試合はまだまだこれからだろ!」


休憩時間、俺は自分を責めてばっかりだった。




「気を引き締めていけよー!」




ピピーッ





試合再開。





「絶対、全国いくんだ!」




出来るかぎりの力で試合に臨んだ。