あなたに出逢えて……

「星田くん・・・」


なんと、超暗くてドがつくほど地味で有名な(?)星田くんだった。




私は驚いて、しばらく口をポカーンと開けて、ただ彼を見つめていた。



そして、やっとのことで私は口を開いた。




「もしかして、手紙の差出人って・・・・星田くんなの?」



「・・・・はい」





まさか、彼だったなんて・・・。



予想もしていなかったから、ただ驚くばかりだった。



「どうして、名前書いてなかったの?誰かのイタズラかと思ったじゃない!」


「あ、ごめんなさい。なんかその・・・恥ずかしくて・・・」