「うん、いきなりごめんね」



「仕方ないよ。大好きな人に別れを告げられたら悲しくなるよ。何があったか詳しくは分からないけど、私がそばにいるよ。元気出して!」




「うん、ありがとう!絵里」




「よしっ!今日は私のおごりだよ。まこちゃんの好きなだけ食べていいよ」




「うん!」



絵里。


本当にごめんね、こんなヤツで・・・。




私がいつまでもこんなヤツだから。



思いやりもなくて、素直になれないから。



きっと輝も嫌になったんだ。