あなたに出逢えて……

待ち合わせ場所に着くと、真実はすでに来ていた。




下を向いて暗い雰囲気だ。




「真実!」



「あ、真心・・・」


今にも泣きそうな表情だ。




何があったの?



「どうしたの?いきなり」



「ごめんね?呼び出して・・・」



「いいけど・・・。それで、話したいことって?」




「うん・・・」




真実は一つため息をついて、口を開く。