あなたに出逢えて……

「もーまこちゃんてば。そんな強く抱きついたら苦しいよ」




「あ、ごめん」


パッと体を離す。



「ふふ。そんなまこちゃん、私は大好きだよ」



「絵里・・・・私も絵里のこと大好き」



「やだ。照れるじゃない」



「絵里が先に言ったくせに」



「そうでした」

てへっと絵里が舌を出して、おどけて見せた。




「さてと・・・。この辺で大丈夫よ、まこちゃん」



「そう?気を付けてね」


「うん!まこちゃんもね。また明日ね」


「うん!」

そう言って、絵里とバイバイした。




さてと。


家に帰ったら、最終確認をしなくちゃ!!