「なに?白目になってた!?」



「いや、ちげえよ。ただ、その確認してる姿が可愛くて……」



たこのように頬が赤くなるのを感じる。しょうがないよね、可愛いとかあんまり言われないし。



「ハハッ、チカ顔真っ赤!」



「うっさい、バカ」


からかわれてさらに赤くなってしまう。なんとか冷やそうと頬に手をやるけど、一向に収まらない。



そんな私の様子を面白がってか、ケイタはニヤリと意地悪く笑い、



「チカの寝顔、ごちそーさん」


と言った。