祓い屋!

街の中を

すっぽりとフードをかぶり

下を向きながら歩く

「歩くの早いんだけども!」

目の前を歩く黒髪長身の男性の服をつまみながら椿は声を掛ける

「お嬢の足では依頼時間に間に合わん」

服をつままれたまま振り返りもせずに男は答える

「何よ…クロのくせに。いつから真面目になったのよ。なんで人に化けてるの?」

クロに引っ張られるように歩きながらぶつぶつ呟く