祓い屋!

それから何事もなく

日々の日常を過ごし

あっという間に会合の日がやってきた

会合は本郷一族、傘下一門を含めての大規模なものであるため

椿の屋敷ではなく

毎年、一族の別荘である

とある大きな屋敷で開かれるのが恒例となっていた

椿たちも朝から別荘へ行くための準備に追われていた

「小梅ー!あたしの服がないんだけど」

屋敷内をバタバタと走り

小梅を探しにいく椿