祓い屋!

椿の美女を助けたい発言から

もう帰ろうとしていたにも関わらず

まだこの屋敷に滞在することになり

クロの機嫌は最悪だった

『神が何かも知らない世間知らずな
お嬢さんに一体何が出来るというんだろうね』

『何もしないうちに、出来ないなんて決めつけないでよ!」

カチカチと音を鳴らして不機嫌アピールをするクロに腕組みをして考える椿

「そうだ!あの海の祠!あそこになんかあるかも!」

急に立ち上がる椿の背中を見て

クロは睨むように椿を見て後を渋々追う

お嬢は馬鹿なのか?親子喧嘩にわざわざ自分から巻き込まれに行くなんて