祓い屋!

「この家に来るまでの間、小物ではあるが、結構な数の妖をみました。すでに私の張る結界に入り込んでます。今まさに、あなたの後ろにも」

カツンと棒をならし

依頼主ごしに

脅しをかけると

妖は笑いながら逃げていった

「あなた方を試したわけではありません。私から話すことはない。何かあれば、息子に聞いて下さい。それでは私はこれで失礼する」

白髪の男は

するっと立ち上がり去っていった