【続】期間限定ダーリン

「すいません!ありがとうございます!!」


あたしは勢いよく教室から飛び出した。


走って、走って、一回転んで、また走って着いた先は、集合場所のカラオケBOXだった。



「あッ!美玖早かったじゃん!?がんばったんだね。」



瑠奈は両手に大きな紙袋を抱えて立っていた。



「なんか桜さんがやってくれるって・・・。それより、本当にそれ着るの・・・??」


「うん☆当たり前じゃん!しかも、ノリであたし用のも買っちゃったしねー。」