悴んだ手を動かして、目の端からこぼれ落ちる涙を掬ってみた。温かかった。
我に帰ってしまった。折角死ねると思ったのに。まだ死にたくない。こんな所で死にたくない。彼女ともっと話がしたい。
月を見上げる度視界が滲んでいる。涙も枯れてない。彼女を恨んでなんかない。恨むはずがない。
僕にはまだ心がある。
すっかり空っぽになった心にも、まだ心がある。まだ諦めてなんかいない。諦めてちゃいけない。
また彼女と幸せに暮らす。
そんなことを考えてたら、すっかり夜が開けて、朝日が登ってきた。
冷たかった冷気にも慣れてきて、ポケットから携帯を取り出す。
友達からの着信が多数。
そりゃそうだ。先日は遊ぶ約束をしていた。彼女に呼ばれて、急遽夜から遊ぶ約束をした。僕をめったに呼び出さない彼女から誘いがあった。誰でもこちらを選ぶだろう。
朝呼ばれて、そのままフラれ、家に帰って遺書を書いて、この場所に来た。死ぬつもりだったから。
それを遊びに来た友達が読んだんだろう。
失敗したな。
そう考えながら、電話をかけた。
「もしもし」
『…??…!っ!!…!!ーーー!!』
耳元で大きな声が響く。
これから説教だろうな…
そう考えながら、家に帰る道を辿っていった。
綺麗に登る太陽が僕にはとても眩しく、視界がくらんだ。
我に帰ってしまった。折角死ねると思ったのに。まだ死にたくない。こんな所で死にたくない。彼女ともっと話がしたい。
月を見上げる度視界が滲んでいる。涙も枯れてない。彼女を恨んでなんかない。恨むはずがない。
僕にはまだ心がある。
すっかり空っぽになった心にも、まだ心がある。まだ諦めてなんかいない。諦めてちゃいけない。
また彼女と幸せに暮らす。
そんなことを考えてたら、すっかり夜が開けて、朝日が登ってきた。
冷たかった冷気にも慣れてきて、ポケットから携帯を取り出す。
友達からの着信が多数。
そりゃそうだ。先日は遊ぶ約束をしていた。彼女に呼ばれて、急遽夜から遊ぶ約束をした。僕をめったに呼び出さない彼女から誘いがあった。誰でもこちらを選ぶだろう。
朝呼ばれて、そのままフラれ、家に帰って遺書を書いて、この場所に来た。死ぬつもりだったから。
それを遊びに来た友達が読んだんだろう。
失敗したな。
そう考えながら、電話をかけた。
「もしもし」
『…??…!っ!!…!!ーーー!!』
耳元で大きな声が響く。
これから説教だろうな…
そう考えながら、家に帰る道を辿っていった。
綺麗に登る太陽が僕にはとても眩しく、視界がくらんだ。

