ばたばたと階下に降りていく足音を耳に、俺は顔面に手を当てた。

言葉もみつからない。

「何をしてるんだ、俺は、、」

『次郎は食べたのに、俺は食べてない』
そんな子供みたいなこと、まさか言えるはずがない。どんなに問われても。

『、、どうする?』

俺は天井を仰いだ。