時計を見る。時間は午前9時半だった。
「誰だろ?ママ、宅急便とか来る予定ある?」

「んー、、そんなのなかったような、、」
首を振りつつママはフォークを置いた。
インターフォンの画像に見知った顔が映った。

「あ!ママ、あたし!行ってくるよ。
ママはゆっくりケーキ食べてて。」あたしは慌てて玄関に向かった。