偶然で、必然で。





着いた屋上には


もう、すでに北野君がいて


どーやらマジな要件らしい。




「…久しぶり、ふみ。」





!?!?!?!?!!!


いやいやいや!?


あなたとは初対面ですけど?!


あ、むしろこっちが


一方的に知ってるだけなんだけど




どーゆうことですかね、はい。




「覚えてねーのも無理はないか」



「学年の王子っていう認定なんだけど」



ぶっ!と吹き出す北野君


咳き込みながら彼は突っ込んだ。




「…王子ってなんだよっ…けほっ」





いや、学年1のイケメンを誰かが王子って


言ってたから王子なんだけど?


雲の上に近い人じゃない、そんな人。


クラスも違うのにさ?



「王子って聞いたから。」




「いや、やめてくれ。普通でいいから」




「あ、了解。北野君」



普通はこれだよね!


名字に君づけ、なのに彼は眉を潜める。


本当に覚えてないってゆーのか


とかなんとかぶつくさ言っている。