冷たい彼と初恋

「倒れた?」

「あ、はい。寝不足で…………。」

「もっと、自分の体をだいじにしろ!」

先輩怒ってる?
もしかして私の心配してくれてるの?

「うへへっ」

「何で笑ってるんだ?」

「何か、嬉しくて………先輩好きです!」

少し先輩の目が見開いたが

「俺は好きじゃない。」

初めて返してくれた。
それだけでも十分

「はい!知ってます。」

別に好きになってくれなくてもいいの。

いつか消えても先輩の頭のどこかに残っていてくれればそれでいいの。

だから、今の精一杯の笑顔で返した