冷たい彼と初恋

ガラガラーーーーー


「は?」 「へ?」


開けた途端先輩と出くわした。
だいぶ心臓に悪い…………。

でも、もう放課後なのになんでいるんだろう?

「あ~、成瀬くん。ようやく来た!はい、これ前骨折した時の保険書類ね。」

なるほど、それでか………。

いつまでもここにいると邪魔だから早く行こ。


「ちょっと、待ちなさい。」

え?まだなんかあるの??

視線痛いんだけど…………。


「何でしょうか?」

「あなた、具合心配だし、帰り道倒れられても困るから親を呼びましょ。」

何それ………
こんくらいで親呼ぶとか小学生かよ。

「大丈夫です。一人で帰れます。」

「でも、親御さんに…「本当にだいじょうぶですから。」
そ、そう。」

先生についつい被せてしまった。


親は仕事だもん。