冷たい彼と初恋

私の家は高級住宅街の一角にある3階建てのいわゆる豪邸。

最初の頃は、広いとか凄いとか思っど、だいぶ慣れたせいか、今は普通に思えてしまうようになった。

父親の書斎は2階の一番奥

遠くて行くのが憂鬱になる。


トントンーーー

「失礼します。」

「そのソファーに座れ。」

親子とは思えない業務的な会話
こんなのいつものこと
でも、愛されてるのはちゃんと分かってる。

「明後日テストだよな?」

「はい。」

私は知らなかったけど知ってたのか。
もっと早く言ってくれれば良かったのに……

「学年一位を取れ。」

え、1位!?

「なぜ突然…………」

「隠し続けるのも無理がある。」

確かに……
もうすでに、バレたしね


「分かりました。」

流石に勉強しなきゃだよね

でも、先輩の勉強も教えなきゃ

大変だ……