ピリリリーーーーー


ん?誰からだろう。

その人物は予想もしなかったひとだった

「あれ?加藤先輩?」

そう、先輩の親友の加藤渉先輩だった。

こないだのブラックコーヒー以来
って言っても一昨日の話なんだけど……

先輩にあしらわれてる私が不憫に思ったのか何かあったら連絡してねって連絡先を交換してあったのだ。

と言ってもこれが初めてのメールなんだけれども


『放課後一昨日あった場所に来られる?』

こないだあった場所ってあの中庭だよね?
早く帰りたいところだけど大事な話かもしれないし、一応先輩だからいこう。

『わかりました。』

一応これだけうって放課後を待った。