Everlasting true love♡♥Ⅱ

乃愛瑠side


あたしは彩人が晶とタイマンしている間に気配を消して一人見慣れた廊下を歩く。
そして迷うことなくある部屋の前で足をとめる。

‘幹部室’

前は当たり前のように入っていた部屋。
今では敵の幹部室。
あたしはいちをノックをして入った。


乃「・・・・」


何も変わらない。
ここを追い出された
あの日からなにも変わらない。

いつまでも懐かしさに
浸っててはダメよね・・・。


あたしはまた歩き出す。
そして少し進んだところにある部屋に入る。


そこは姫専用の部屋。


部屋全体が真っピンク。
あたしはピンクのような明るい色は苦手・・・。

ここはあたしが使ってたころとは全く違う。
あたしは基本、黒か白。
あたしはここに必要ないのがよくわかる・・・。


あたしはソファーに座っている人に話しかける。

乃「こんばんは。」

「・・・。」

乃「一週間ぶりね。
　　華子。」

華「・・・。」

乃「どうしたの？」

華「・・・。」

華子はずっと無視。

乃「ねぇ。」