Everlasting true love♡♥Ⅱ

彩「黒狼ってさ、弱くなったやん?」

晶「んだと!!!」

彩「いつからか気づいてるか?」

晶「・・・・」

彩「姫が増えたころから。」

晶「・・・そんなわけねぇだろうが、
  でたらめ言うんじゃねぇ・・・・。」

彩「本当は気づいてんだろ?
  誰が悪いのか。
  乃愛瑠は・・・」

晶「黙れ────!!!」


  ビュン!!!


彩「・・・」


可愛そうだな。
何が本当で何が嘘か分からなくて
不安でいっぱいって顔。
昔の結城そっくりや。


今のこいつは楽に倒せる。
でも、こんな顔した奴を殴れるほど
俺はひでぇ奴じゃない。

どうすりゃいんだ?

黒狼「晶さん?」

晶「・・・華子は嘘なんかついてない。
  ついてない。
  乃愛瑠が嘘つき。
  全部全部乃愛瑠のせい。(ボソッ)」

彩「・・・」


カッチーン

今のは怒るよね~。


  バキ!


晶「!!」

彩「いい加減にしろよ!
  何の証拠もなく乃愛瑠のせいにして
  ただ本当のことを知るのが怖くて
  逃げてるだけじゃねぇか!!
  見てっと腹が立つんだよ!!」

晶「・・・。」

彩「はー・・・」