Everlasting true love♡♥Ⅱ



男が消えて俺らと乃愛瑠だけになった。
下っ端のやつは何人か倒れている。

達「あの。」

乃「何?」

表情に感情を出さない達樹ですら顔が真っ青だ。

達「お別れとは?」

さっきの乃愛瑠の言葉。俺も気になっていた。

乃「ああ、今日でねみんなに会うのは最後なの!」

無邪気な笑顔で言う乃愛瑠。

結「どういうこと?」

乃「だからー、もうバイバイなの!」

結「もう会えないの?」

乃「そ!」

彩「なんでそんなに笑顔なん?」

乃「え?お別れは笑顔の方がいいかなって。」

要「乃愛瑠は初めからこうするつもりだったの?」

乃「うん!暇だったから一緒にいただけ!
  まあ楽しかったよ?
  それなりに!
  でも刺激が足りないからなぁ。」


達「刺激とは?」

乃「やっぱり裏で育ったあたしには
  合わないみたいなの!」

光「なんで急に消えたんだよ。」

乃「なんでって・・・そりゃあそろそろ
  遊びはやめて家に帰るって
  伝えるために。」

光「抗争の途中にか?」

乃「華子も一緒にいたし
  ちょうどいいかなって思ってね!」

光「お前はあいつが好きなのか?」

乃「・・す、きよ。」

光「俺たちよりも?」

聞きたく無い。
返ってくる言葉が分かっていても聞かずにはいられない。