「着きました。」 乃「ありがとう。」 「一緒に行こう。」 乃「分かりました。」 一歩、また一歩。 足取りは重くなる。お別れなんてしたくないって言っているようだ。そんなこと自分でもわかってる、もっと一緒にいたいって心の奥底では思ってる。 「入らないの?」 乃「少し、緊張して・・・。」 「大丈夫、隣にいるから。この先ずっと。」 乃「・・・。」 あたしの居場所はこっち側。日陰の世界。 心の奥底の気持ちに蓋をし、あたしは倉庫の扉を開けた。 乃愛瑠side end