Everlasting true love♡♥Ⅱ



乃「あたしが継いでいいの?」

道「若姐さんしかいませんよ。
  オヤジの意志を継げるのは。」

正「若姐さんに継いでもらうために
  今の一之瀬組は組長が
  いないんですから。」

心配は無用だったみたい。
みんながあたしの帰りをあたたかく迎えてくれた。


乃「そっか・・・・。」

道「で、急に帰っていらっしゃった
  ってことは大事な用があった
  からでは?」

さすが。

乃「ああ。そうだ。」

そう言うとみんなの顔が引き締まる。

道「とりあえず中へ。」




あたしは幹部が話し合いをするための部屋へ入った。

昔は大事な話だから
と、入れてもらえなかった部屋。

お父さんが座っていたのであろう椅子が目にはいる。

今日からここはあたしの席。

緊張しながら腰を掛ける。

すでに席についている幹部があたしを黙って見ている。