正「ずっと、待ってたんですよ。
お嬢が帰ってくるのを。
お嬢、
いえ、若姐さんが成長してこの門を
くぐるのを。
一ノ瀬組の先頭に立つこの時を
ずっと、ずっと
組員全員が待ってました。」
道「そうですよ、若姐さん。」
乃「道重・・・。」
道重はお父さんの古くからの仲間でお父さんをずっと支えてくれていた。
きっとお父さんが死んでからずっとこの組を支えてくれたのも道重だろう。
<若姐さん!!お帰りなさい!!>
乃「若姐さん・・ね・・・・。
フ・・・
あたし、みんなの前に立つ日が来るとは
思ってなかった。」
みんなの後ろで守ってもらう。
それがあたしだった。
弱い弱い子供。
道「俺達はずっと信じてましたよ。
この日を。
オヤジ似の、
壮真似のあなたならきっと・・・。」
お父さん似か・・・。
嬉しいような・・・・。
複雑~!!!


